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娘「パパのお仕事ってなに?」へのITエンジニアの回答
2024-12-01
2024-12-07
約2555字
これは子育てエンジニアAdvent Calendar 2024 1日目の記事です。
突然ですが、ITエンジニアとして働いている皆さん、自分の仕事を子供に何て説明していますか?
10歳以下の子供にとって、教師、パン屋さん、美容師...などに比べると「ITエンジニア」って職業は、イメージしにくいのではないでしょうか?
今回は、我が家でITエンジニアである僕の職業について説明した過程とその際の気づいたことを紹介したいと思います。
@toitechと申します。
今年の8月までサラリーマンとしてITエンジニアをしていましたが、9月から独立して小さな会社を経営しています。
とはいえ、独立後も業務の多くはエンジニアリングであることは変わりありません。
ちなみに、コロナ禍以降はフルリモートです。
プライベートでは、
との4人家族です。
さて、さっそく本題ですが、子供達はITエンジニアの仕事をどのくらい理解しているでしょう?
先ほど述べた通り私は普段フルリモートなので、家で仕事することが多くいので、子供からすると、
といった姿は見ているはずです。
そのため、仕事をしている認識はあるはずだが、いったい何の仕事をしているか、どの程度わかっているかはかなり疑問です。
そこで思い切って小2の娘に聞いてみることに!
僕「パパの仕事って何か知っている?」
娘「前はRって会社で働いていたんでしょ?」
僕「そこでどんな仕事をしていたか知っている?」
娘「知らない。何しているの?」
僕「前に一緒にScratchの体験やったことあるでしょ?ああいうプログラミングをしているんだよ。」
娘「ああいうゲームみたいなものを作っているの?」
僕「ゲームは作っていないかな...スマホのアプリとかを作っているんだよ(※ 正確には僕はアプリエンジニアではない)。ボタンを押すとページが変わったりするでしょ?ああいうのもプログラムで動いているんだよ!(以下略)」
と言った具合に、いちおう説明は試みたが、分かっているかはだいぶあやしい。
その後、そもそもプログラムってどこに入っているかって話になって「テレビは?」「ドライヤー?」「エアコンは?」「冷蔵庫は?」みたいな話に発散していってしまった。
小2に分かってもらうのは、まだ早かったようです...
さて嫁は嫁で、僕の仕事をわかっているかでいうと結構あやしい。
非IT人材である嫁は、ママ友に「旦那さんの職業は?」と質問された際は「IT系...」とだけ答えて話を終わらせているらしい。
ちなみに昔、
「システムって一度作ったらおしまいじゃないの?なんでそんなに常に忙しそうにしているの?」
と聞かれたことがある。
これは、なかなか深い問だし、答えに困る。
「スマホアプリも、すぐバージョンアップするでしょ?しょっちゅう修正する必要があるんだよ」
と、その場では適当に答えたが、我ながら、あんまりスッキリする回答ではない。
本来、忙しさから解放されるためにシステムで自動化しているITエンジニアが、とても忙しそうにしている矛盾が自分としてもモヤモヤする部分ではある。
そう考えると、自分の仕事って何なんだ?って気持ちになってしまう。
話は脱線したが、そもそも嫁をはじめとする非IT系の大人にITの仕事を説明するのも困難だったりする。
さてさて、家族に仕事内容はイマイチ伝わっていないことは痛感する日々ではあるが、家族は自分の仕事への向き合い方みたいなものは何となく分かってくれていると思います。
そのためか、
などに対しては、一定の理解を示してくれていると思います。
(もちろん、僕は僕で普段から家族と一緒にいる時間を大事にしているし、毎日出社している嫁に変わって子供の送迎やワンオペをするなど、家族との向き合い方も日々真剣に考えています。)
これは、リモートワークをする中で自宅で仕事をしている姿を見せていることも大きな理由だと思います。
僕は家族に対して、自分の仕事のことを細かく説明することはしてこなかったと思いますが、自分が一所懸命に仕事しているところは見ていてほしいという思いはずっとありました。
それは、娘たちに将来ITエンジニアになって欲しいとかってことではなく、自分が夢中になる何かを見つけてもらいたいからです。
これは、口でそうしなさいということ以上に、父親として真剣に(仕事以外も含む)何かに向き合っている姿勢を見せるのが最善なんじゃないかと思います。
昨今では、オフィス出社義務(RTO)への賛否もありますが、企業経営者の目線で考えるとオフィスで働くことは理にかなっていると思います。しかし、一人の父親としては時に仕事をしている姿を家族に見せるのも大事な教育なのではないかとも思います。
そのため、今後も引き続きワークライフバランスを模索する日々は続きそうです。
色々話は脱線しましたが、表題の質問へのしっくりくる回答は、まだまだ見つかっていません。
ITエンジニアの仕事内容を娘たちに教える道のりは、まだまだ長そうです。
しかし、僕が仕事に真剣になっていることは伝わっていると信じて、これからも元気に働いて行きたいと思います。
先日、長女が学校からプログラミング体験会のチラシをもらってきて、
「パパがプログラマーだから、私も同じことをやってみたい!」
と言ってくれました。
今度、その体験会につきそう予定です。
それが終わった後に、またITエンジニアの仕事の説明をしてみようと思います。
to be continued
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