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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 Day1 レポート
公開
2025-03-16
更新
2025-03-16
文章量
約7833字

Yard 編集部
Yardの編集部が、テック業界の最新トレンドや知見について発信します。
目次
はじめに
イベントの背景と概要
本レポートの狙いと読み方
リクルートのエンジニアリング戦略と“現場力”
オープニングで示されたビジョン
“現場力”を培うカルチャー
フロントエンドから生まれるモダンな価値向上
「フロントエンドエンジニアが挑むプロダクト価値向上」の全体像
「ダイレクトスカウト」事例:深掘りで生まれる知見
「サロンボード」事例:大規模モダナイズと長期戦略
新たなフロントエンド像に向けて
エンジニアはキャリアをどう描くのか
「技術を活かし、技術と生きる」三者三様の視点
“1万時間”が生む偶然と必然(黒田氏)
“複数の柱”がもたらす安定感(和田氏)
好奇心を維持し、やめずに続ける(古川氏)
変化を前提に“偶然”を受け止める
止められないオンプレ基盤に見る“10年以上の進化”
「止められない!リクルートのオンプレ基盤」の背景
RAFTELのサーバー世代交代と冷却問題
オンプレ×GPUへの期待とハードル
未来への布石:オンプレもクラウドも
Day1を終えて:技術と事業が交わる先にあるもの
エンジニアリングの“長期運用”が生む現場力
“ビジネス接合部”で強みを発揮するエンジニアたち
Day2へ向けて:さらなるテック領域の深掘り
現場で学ぶからこそ、未来を切り拓ける
イベント全体を振り返ってみて
はじめに
イベントの背景と概要
「リクルート テックカンファレンス 2025」は、株式会社リクルートが例年開催しているオンラインカンファレンスの一つで、今年で2度目の開催を迎えました。旅の定番『じゃらん』や食のプラットフォーム『ホットペッパーグルメ』、そして結婚情報サービスの代名詞『ゼクシィ』など、多彩な事業を抱えるリクルートならではの開発事例が一堂に会する貴重な場となっています。
2025年2月19日(水)のDay1と20日(木)のDay2の2日間にわたり、事業領域を横断した多数のセッションが予定され、エンジニアやプロダクトマネージャー、データサイエンティストなど、多彩な職種のメンバーが知見を共有。オンラインならではの柔軟な参加形式で、視聴者とのインタラクションも盛んに行われました。
そもそも、リクルートと聞くと「人材ビジネスの会社」というイメージをもつ方が多いかもしれません。しかし、実際には多様なサービスを展開し、その背後では数千人規模のエンジニア・データ専門職が支える巨大な開発体制が存在します。その組織がどのように技術を選定し、“現場力”を磨いているのか。
このカンファレンスでは、その内側がかなりオープンに語られる場となりました。
※ Day2のレポートはこちら
本レポートの狙いと読み方
本レポートでは、Day1のセッションの中でも、「なるほど、こういうアプローチがあるんだ」と読者が特に興味を持ちそうなポイントをピックアップしてご紹介します。とはいえ登壇数が多いので、すべてを網羅することは難しいかもしれません。そこで、Openingと印象的だった4つのセッションを厳選。技術スタックや組織力をリアルに体感できるようにまとめています。
ぜひ、気になるセッションの裏にある意図やエンジニアの意気込みを読み取ってみてください。オンライン開催の強みを生かしてアーカイブ視聴も予定されているそうですから、各自のスケジュールに合わせてじっくり視聴できるのも嬉しいところ。レポートの最後には、Day1全体を俯瞰した感想と、明日のDay2へのつながりにも言及しています。リクルートが描く未来の開発組織はどのようなものなのか、一緒にのぞいていきましょう。
リクルートのエンジニアリング戦略と“現場力”
オープニングで示されたビジョン
Day1の幕開けとして登場したのが、リクルートのプロダクト開発統括室を率いる執行役員・秋山氏と、データ組織の部長・高橋氏。単なる「挨拶」にとどまらず、まずはリクルートが抱えるビジネス領域の幅広さ、そしてその裏で動くエンジニアリング組織の多様性と規模感について、具体的な数字やプロジェクト実例を交えながら提示されました。
秋山氏が強調したのは、旅行領域の『じゃらんnet』や美容領域の『ホットペッパービューティー』など、多彩なプロダクトが同居するリクルートならではのエンジニアの役割。事業のフェーズや要求に応じた最適な技術選定と、開発と企画の距離を縮めるコミュニケーション設計がエンジニア自身に期待されているといいます。つまり、「技術者は企画段階から主体的に関わるべし」という発想です。
一方、データ分析・機械学習を担う高橋氏は、プロダクト完成度を高めるために、「直面する課題」と「使いたい技術」の結びつきが欠かせないと指摘。どこまでを自動化し、どこに人間の判断を介在させるのか――そうしたシビアな判断こそが現場力を鍛えていくカギになる、と力説していました。
“現場力”を培うカルチャー
では具体的にどんなカルチャーでこの現場力を伸ばしているのか。秋山氏は「エンジニア一人ひとりの個性や専門性を生かす場づくり」を第一に挙げます。実際、社内には多様な専門領域――データサイエンス、バックエンド、フロントエンド、SRE、機械学習研究など――を持つエンジニアが在籍し、チーム単位で活発に情報交換が行われています。高橋氏はさらに「社外との連携」も重視していると強調。Day2に控える産学連携セッションを一つの好例とし、オープンかつ協働的な姿勢がリクルートの基盤にあることを示唆していました。
そうしてみると、オープニングで繰り返し打ち出されたキーワードは、「主体性」と「専門性の交差」。エンジニアが主体的に企画や戦略段階からコミットし、新技術を選び、障害をクリアしながら価値創出を狙う――それを可能にする社内カルチャーを醸成してきたのがリクルートの強みだと言えます。
フロントエンドから生まれるモダンな価値向上
「フロントエンドエンジニアが挑むプロダクト価値向上」の全体像
Day1の序盤から、フロントエンドの真髄を突くセッションが飛び出しました。会員制転職スカウトサービス『リクルートダイレクトスカウト』を担当する雫石さんと、美容領域の予約管理システム『サロンボード』を手がける可児さんが、フロントエンド領域を軸足に事業へどう貢献できるかを深く掘り下げてくれたのです。よくあるUI改善の話にとどまらず、データベースとの文字コード問題や新旧アーキテクチャの共存戦略、さらにはチームビルディングにまで踏み込んだ内容で、冒頭から多くの参加者が惹き込まれていました。
「ダイレクトスカウト」事例:深掘りで生まれる知見
まず雫石さんの事例は、技術的なミスを深掘りする姿勢が鮮烈でした。たとえば、ぬる文字を含むデータがDBに書き込めず障害が発生した際、「ぬる文字を弾くだけ」で片づけず、「そもそも文字とはなんだ?」という根本から学び直す。そしてユニコードのサロゲートペアや結合文字を理解し、「DBカラムはコードポイント数でカウントしている」事実に到達する――まるで研究者のようなアプローチです。
また、チャット機能のWebSocketでクローズ処理が漏れてソケットが生き残る問題を解決するときも、WebSocketはTCPの上に成り立つという基本を踏まえ、自らプロトコルスタックを実装して確かめるという大胆さ。「実験を通してしか得られない納得感を大事にしたい」という雫石さんの言葉には、多くのエンジニアが共感を寄せていました。
「サロンボード」事例:大規模モダナイズと長期戦略
可児さんからは、**大規模プロダクトのフロントエンド“モダナイズ”**に挑むリアルが語られました。『サロンボード』はなんと740もの画面を抱え、稼働から10年以上を経て外部品質(ユーザー視点の安定性)は高いものの、内部品質(コードベース)はどうしても古さや複雑さを抱えています。ここで一気にフルリプレイスするのではなく、「今後も高頻度で機能追加がある画面」を優先的に置き換え、Next.js + GraphQL + Relayの新しいアーキテクチャを導入しているとのこと。
注目すべきは、デフォルトの柔軟性をあえて抑えてでも読み手に優しいコードを重視している点です。GraphQLのフィールドリゾルバーを「デフォルトではなく必ず書く」ルールにし、メンテナンス性を高めるなど、大規模だからこそやり切らなければならない整合性がある。さらにスクラムなどの開発体制を活用し、メンバーの育成と継続的な改善を同時に進める――大規模長期プロダクトだからこそ求められる現場力が凝縮されていました。
新たなフロントエンド像に向けて
こうして二つの事例を並べると、規模や障害の種類こそ違えど、フロントエンドこそが事業価値を大きく左右する現場が見えてきます。細かな障害対応を深堀りすることで新しい発想が生まれる“雫石流”と、大規模環境をモダン化しながら組織にも学習プロセスを根づかせる“可児流”――いずれも「とりあえず作って終わり」ではなく、継続的な発見と改善がポイントなのだと再認識させられました。
リクルートのフロントエンドカルチャーは「事業との接点を強く意識」しているのも特徴的です。『リクルートダイレクトスカウト』では文字コードの問題が転職希望者とエージェントのスムーズなコミュニケーションを左右しかねない。『サロンボード』でも美容サロンの業務効率に直結するスピード感が求められる。 「モダン化=プロダクト価値向上」 という考え方が、一貫して両事例を支えていました。
エンジニアはキャリアをどう描くのか
「技術を活かし、技術と生きる」三者三様の視点
Day1の後半では、「テスト駆動開発の第一人者」である和田卓人(t_wada)氏、リクルートのエンジニア組織でVice Presidentを務める黒田氏、そして開発マネージャーの古川氏によるキャリア対談が開催され、多くの注目を集めました。三人のキャリアグラフは一見するとまったく別物に見えますが、その根底には “技術への好奇心” と “不確実性への向き合い方” が共通しているように感じられます。
“1万時間”が生む偶然と必然(黒田氏)
黒田氏は自身の経験を、 “1万時間の法則” で振り返ります。大学卒業後エンジニアとしてスタートし、新規事業を経験し、マネジメントに携わる――これら3ステージでそれぞれ1万時間を投じた結果、合計3万時間を積み重ねたそうです。ここで興味深いのは、いずれのステージも当初から狙っていたわけではなく、偶然目の前にチャンスが転がり込んできた、という点。黒田氏いわく、「川下り型の偶発性に身を任せつつ、最初の一歩だけは全力で踏み込む」ことが“1ミリ先を行く存在”になる秘訣だと語られました。
“複数の柱”がもたらす安定感(和田氏)
和田卓人氏は、大型SI案件でアーキテクトを務めたり会社経営をしたり、OSSをリリースしたりと、活動領域を複数に分散してきたキャリアが印象的です。こうした複数の柱を持つことが、不況や災害などの外部ショックから自分を守る重要な戦略になったと語ります。どれか1本が折れても別の1本が支える――そうすることで、キャリア全体の安定感が増すのだとか。また、育児や生活リズムの変化もポジティブに捉えて受け入れることで、OSSや勉強会での発信など、自分の好奇心を走らせる余地が生まれることもポイントだと指摘していました。
好奇心を維持し、やめずに続ける(古川氏)
同じ対談に加わった古川氏は、サーバーサイドからフロントエンドに興味を移し、Node.jsの世界へと足を踏み入れた体験を語りました。きっかけは「パフォーマンスチューニングのボトルネックが実はフロントエンドにある」と気づいたこと。そこからがむしゃらに学び、コミュニティに登壇し、OSSを作り続けた結果、自然と存在感を高めていったそうです。古川氏が強調するのは、 「なぜ続けるのかはロジックで説明できない。楽しいからやるだけ」 というスタンス。それが実は長期的に見ると大きなチャンスを生むのだ、と力強く語られていました。
変化を前提に“偶然”を受け止める
三者三様の話を総合すると、エンジニアのキャリアは先が読めない変化の連続だということが浮き彫りになります。リーマンショックや震災、そしてテクノロジーの大変革――そのたびにエンジニアは強制的に自分の働き方を見直す必要が出てくる。しかし、そんな不確実性にも「1ミリ先を行く」「興味があればどんどん深掘る」「複数の柱を持つ」といった具体的なアクションで立ち向かえる――それが三人の共通の強みと言えそうです。
とりわけ、ロジックを超えた楽しさを原動力に、学習とアウトプットを続ける姿勢が印象的でした。リクルートのエンジニアには、技術をビジネスに直接繋げる柔軟性だけでなく、 「面白いからやる」 という純粋な好奇心をしっかり活かせる文化がある――そんなことを思わせてくれる対談でした。
止められないオンプレ基盤に見る“10年以上の進化”
「止められない!リクルートのオンプレ基盤」の背景
Day1の終盤に登場したのが、リクルート独自のオンプレミス基盤である 「RAFTEL」 に関するセッション。クラウドが当たり前と思われがちな今、あえてオンプレを維持し続け、しかも10年以上の長きにわたってアップデートを続けている現場の話が飛び出しました。登壇者の関さんと、ゲストのIPA産業サイバーセキュリティセンター・登 大遊氏のやり取りには、技術だけでなくサステナビリティやコスト、組織の戦略など多層的な視点が詰まっていました。
RAFTELは2009年以降、サーバ世代を重ねながらパフォーマンスを引き上げ、クラウドとのハイブリッド運用を行う基盤。クラウドオンリーで済むかと思いきや、物理サーバーだからこそ強みを発揮できるユースケースも根強く、結果として “止められない” どころか、今も新たな領域への挑戦が始まっているというのです。
RAFTELのサーバー世代交代と冷却問題
今回のセッションで特に興味深かったのは、サーバーの世代交代に伴う発熱と冷却の課題。近年はCPUのTDPが急激に上がり、さらにGPUなどを積めば熱量はさらに増大。1ラックあたりに詰めるサーバー台数が制限され、結果としてラックの数が増えデータセンターのコストを圧迫する――そうした問題に直面しているそうです。
加えて、リクルートグループ全体の消費電力を削減するサステナビリティ目標にも応えなければならない。空冷方式だけでは限界があり、水冷や液浸冷却といった最先端の冷却技術を真剣に検討する段階に来ているとのこと。リアドア方式やダイレクトリキッドクーリング(DLC)、そしてサーバーを丸ごと液体に沈める液浸冷却など、どれも一長一短がありながら「従来の当たり前」を超える斬新さを感じさせました。
オンプレ×GPUへの期待とハードル
さらに熱を帯びた議論が、GPUサーバーをオンプレに導入する構想。リクルートではAI推論や大規模分析をクラウド上でこなしてきましたが、もしオンプレにもGPUクラスターを構築できれば、より多彩な検証ができるかもしれない。とはいえGPU特有の発熱問題や、仮想化やコンテナをどう運用するかなど、検討すべき項目は山盛りで、まさに “これから” を感じさせる生々しい段階とのことです。
登氏からは「企業が物理環境を整える自由はあるが、コストや運用リスクは必ずついてまわる。いかにコミュニティやベンダーと協力して技術知見を得られるかが勝負」というアドバイスも。オンプレをここまで突き詰める事例は珍しく、参加者も大きな関心を寄せていました。
未来への布石:オンプレもクラウドも
このセッションの意義は「オンプレこそが正解!」という主張ではなく、あくまで**「クラウドとオンプレの両輪をどう使い分けるか」**というリクルートの戦略的スタンスの提示にあります。クラウドが得意とする柔軟性とスケーラビリティを活かしながら、オンプレ固有の強み――高速通信や厳密なカスタマイズ、またGPUリソースの自由度など――を最大化するにはどうするか。その答えを試行錯誤し続けるのがRAFTELチームなのだと、強く印象づけられました。
「物理を触る面白さもある。真の最適解を探すなら、オンプレの効率も本気で追求する必要がある」
10年以上止められないどころか、さらに挑戦を深めているRAFTEL。その姿は、 「オンプレにも未来がある」 ことを再認識させてくれる好例と言えます。
Day1を終えて:技術と事業が交わる先にあるもの
エンジニアリングの“長期運用”が生む現場力
Day1のセッションをざっと振り返ると、リクルートの現場に横たわるキーワードとして 「長期運用」 が際立っていました。目先の機能追加や新技術の導入ではなく、5年、10年スパンでサービスや基盤を支え続けることを前提にしたエンジニアリングの姿勢――まさに「現場力」の源泉です。
フロントエンドのモダナイズやオンプレ基盤「RAFTEL」に代表されるように、大規模・長期運営の中で培われたノウハウこそ、リクルートの強み。オンプレとクラウドを使い分けながら新陳代謝を続ける。これを社内だけでなく、積極的に外部にも開示している点にこそ、エンジニアリング文化の高さを感じます。
“ビジネス接合部”で強みを発揮するエンジニアたち
もう一つ特徴的なのが、技術を“開発部門”だけのものにせず、「事業」と「技術」を完全に交差させる文化です。 フロントエンド一つをとっても、UI/UXだけを追求するのではなく、ビジネス課題や運用効率、ユーザー満足度に直結する部分へ積極的に飛び込む。オンプレ基盤の検討でも、なぜ今オンプレをやるのかを事業の要件から逆算して捉える。その結果、**“技術を活かし、技術と生きる”**エンジニアが増え、企画やプロダクト戦略との距離が自然に縮まっているのです。
Day2へ向けて:さらなるテック領域の深掘り
ここまででも十分濃密でしたが、実はDay2には、LLM(大規模言語モデル)の実装事例や新規検索基盤構築、エンジニア育成といった話題が控えています。とりわけLLMは、機械学習と自然言語処理の最前線であり、どう事業課題に適用するかが真剣に問われるはず。 さらにエンジニア育成に関しては、キャリア対談と地続きのテーマ。Day1で語られたように、「川下り型」で偶然を取り込みながら好奇心を発揮できるカルチャーが、具体的にどのように制度として設計されているのか――そこにも大いに注目です。
現場で学ぶからこそ、未来を切り拓ける
Day1全体を通して見えてきたのは、“学習する組織”としてのリクルートです。フロントエンドやオンプレ基盤、エンジニアのキャリア形成まで、あらゆるテーマで試行錯誤を惜しまない。しかもそこで得た知見をオープンに共有し、外部との連携も積極的に図る――そうした姿勢が「技術を活かす現場力」の中核を成しているように思います。
また、技術の最先端にキャッチアップするだけでなく、“プロダクトの過去と未来を繋ぐ”責任を担っている姿が実に印象的でした。10年以上続いている大規模サービスを支えるうえで、歴史を踏まえたうえで新しいテックをどう組み込むか。そこにエンジニアが主体的に関わるからこそ、長期的な価値創出が可能になるのです。
Day2では、人材領域のレコメンド強化やLLM活用、エンジニア育成といったセッションが予定されています。もしDay1の内容に少しでも刺激を受けたなら、ぜひDay2も覗いてみてください。新たな気づきや学びが、あなたの現場力をさらに高めてくれることでしょう。
イベント全体を振り返ってみて
Openingで強調された「技術と事業を結びつける現場力」は、Day1の全セッションを通じていっそう鮮明になりました。フロントエンドの最前線からオンプレ基盤の深部、そしてエンジニア個々のキャリアパスにいたるまで、 「目の前の課題を深掘りし、長期的な価値につなげる」 という姿勢が一貫しているのです。
Day2では、さらなるテック領域の深堀りと、ビジネス価値へのコミットを紹介するセッションが目白押し。今回のレポートをきっかけに、リクルートがいかに多面的なエンジニアリング文化を築いているかをぜひ体感してみてください。あなたもきっと、明日の現場力を磨くヒントをつかめるはずです。
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