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【イベントレポート】ITネタ・自動化ネタ|ライトニングトーク大会!~初参加者大歓迎~
公開
2025-03-03
文章量
約2266字

Yard 編集部
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イベントレポート
Insight
イベント概要
- 日時:2025年1月28日(火)20:00〜21:30
- 形式:オンライン(YouTube Live & Teams)
- 主催:RPACommunity ライトニングトーク支部(LTB)
- 内容:IT活用・自動化技術が好きな人々が集まり、それぞれの「技・ネタ・Tips」をライトニングトーク(LT)で共有!
今回のイベントは「自動化」や「ChatGPT」の話題が満載。実際の業務で活かせる事例や、個人の試行錯誤を交えた実体験など、参加者が楽しみながら学べる会となりました。
タイムテーブル & 登壇内容
約1時間半のセッションタイムの中で、計5名のスピーカーが7〜10分ほどのLTを披露。各々のLT後には軽くQ&Aやコメントが交わされ、オンラインながらもインタラクションが活発でした。
- モブエンジニアさん (@mob_engineer)「Power Automate+ChatGPTを使ってエンジニア教育を改善してみた」
- 社内教育の効率アップを狙い、Power Automateでテスト回答の状況管理を自動化。さらにテスト問題作成をChatGPTに任せてみた取り組み事例を紹介。
- キモは「いかにチャットGPTに上手くプロンプトを投げるか」。作られた問題を元に人間が監修すれば、短期間で多くの問題を作成可能に!
- 社内運用としてのリアルな苦労話(フォーム連携や管理負荷)もシェアされ、現場寄りのノウハウが詰まったLTでした。
- はなっちさん (@hjmkzk)「ChatGPTにテストデータを作ってもらう ~UiPathをセコセコ操って...~」
- RPA×チャットGPTの掛け合わせネタ。「テストデータ作成」って地味に時間と手間がかかる作業を、ChatGPTに丸投げできないか?
- UiPathでChatGPTのWeb画面を操作し、自動で住所サンプルなどを生成。重複や怪しいデータが混ざるなど課題感も正直に共有。
- 「高精度を求めすぎない」「無料プランの活用」など、実務ベースならではの要点が学べる一幕でした。
- 百合宮桜さん (@yurimiyasakura)「Tango で手順書作成を半自動化しよう!」
- こちらはブラウザ拡張機能“Tango”の紹介。スクリーンショットを自動で撮りながら操作手順をドキュメント化できるツール。
- 無料プラン・プロプランなどの違いや手順書の出力先、チームでの共有フローの説明など具体的。
- 「情報をクラウドに置くリスクもあるので、社外秘資料には注意が必要」など、導入時のチェックポイントが参考に。
- まいさん (_LTB)「パン屋さんからIT転職したわけ」
- 飲食業(パン屋)で10年以上携わったのち、IT業界にキャリアシフトした体験談。
- もともと店舗運営や製造工程を改善する中でプロジェクトマネジメント的な考え方に目覚め、ITで課題を解決できるのでは?と転職を決意。
- 「IT×現場知識」が掛け合わされると大きなバリューが出る…飲食業界やDXの可能性に気づかされたLTでした。
- わたるふさん (@wataruf01) [ロングトーク]「ChatGPTにPower Platformの勉強を手伝ってもらおう」
- ChatGPTを「逆質問の指示」や「寸劇形式」に使うと、勉強の記憶定着に効果アリ!というユニークな手法を紹介。
- 1問1答クイズを自動生成してもらい、回答&解説をその場で行う仕組みや、「感想戦」(振り返り)をChatGPT自身にさせる発想など、フル活用ぶりが圧巻。
- 「ただAIを使うだけでなく、AIとの対話プロセスを見直すことで学習効率が上がる」という新たな学習アプローチに驚きの声が上がっていました。
イベントの雰囲気 & 盛り上がりポイント
- ChatGPTネタが多発!「教育やテスト生成」「テストデータ作成」「Power Platform学習」など、多角的な活用例が登場。
- RPA×AIのコラボ感RPACommunityらしく、UiPathやPower AutomateなどRPA製品とAI技術が自然に融合しているのが印象的。
- 業務視点 & 現場視点が豊富パン屋でのリアルな苦労や、社内教育の運用上のコツ、ドキュメント自動化の落とし穴など、「現場ならでは」の体験談が満載。
オンライン開催とは思えないほど、登壇者同士の掛け合い・コメント返しが賑やかで、YouTube Liveチャット欄にも「なるほど!」「同じようにやってみたい!」など多くの反応が見られました。
全体まとめ & 今後の展開
- 「自動化×AI」実践が加速チャットGPTやRPAツールの連携ネタは一気に広がりそう。定型作業から創造的タスクまで、コラボの可能性を感じました。
- ユーザーコミュニティの強みわからない部分をカバーし合い、失敗も含めて共有し合う姿勢がオンラインでも健在。
- 飲食業や教育現場でもDXが身近にIT業界外からの転身事例や、社内教育の時短など、「ITは現場を救う」事例の生々しさがヒント満載でした。
筆者の感想
- ユーザー事例豊富: 本当に人それぞれ違う形でチャットGPTやRPAを活用しており、実業務への落とし込み方が学べる。
- コミュニティが「提案の場」: 普段の業務のモヤモヤをLTにすれば、他の参加者からのフィードバックや運用アイデアを即ゲットできる。
- 初LT参加でも手厚くサポート: 今回も初登壇者が複数いたが、司会や運営の温かい誘導ですんなり進行。オンラインでの登壇ハードルが下がる良い例となった。
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