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【OpenAI】ChatGPT deep research で業界動向レポートを作成してみた
はじめに
2025年2月3日(日本時間)にChatGPT 「deep research」がリリースされました。
deep researchはOpenAIが発表した多段階リサーチを自動化するAIエージェントです。
ウェブから大量の情報を収集・分析し、包括的なレポートを作成できます。
指示を一度出すだけで、まるでリサーチアナリストのように自律的に調査を進めるのが特徴です。
今回は、deep researchを使って、「スポットコンサル(エキスパートネットワーク)サービス」のグローバル動向をレポートにしてみようと思います。
deep researchの特徴と制限
2025/2/3時点では、Proユーザーのみ利用可能
o3モデルがベースとなっている
1か月あたり最大100件のクエリを実行可能
レポートの生成の処理時間は5〜30分程度
使い方
① webページから o3-mini
モデルを選択しつつ「詳細なリサーチ(deep research)」を選択する。

② チャット形式でレポートの観点を指定

レポート結果
以下のようなレポート(約15000文字)が8分ほどで生成されました。
30件のWeb上の記事が参照されているようです。

詳細は以下こちら
感想
日本語で公開されていない情報も適切に収集して網羅的なレポートができているように見えました。
英語圏はもちろん、中国語の情報もカバーしており非常に有益な情報が得られました。
いっぽうで、特定のメジャーな企業についてのレポートを依頼すると参照先のほとんどがwikipediaになりwikipedia読んだ方がはやいって感じになります。
情報が世界中に多言語で分散していて、情報の非対称性がある領域に非常にマッチするように思いました。
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